ピアノの床補強は必要か ぶっちゃけシリーズvo.8

 『ぶっちゃけ、みんな、どうしてる?』vol.8


   ピアノの床補強は必要か   

※どこ探しても参考例が無い、聞く相手もいない、自分の頭で考えてひねり出す、それが日常茶飯事、構造屋の仕事です。そんなこんなで、自己流でやってるけど、ほんとは合っているのか不安だ、、、。
『ぶっちゃけ、みんな、どうしてる?』シリーズでは、みんなが自己流でやってそうなトピックを取り上げてます。稚拙を暴露する恥を忍んで、私の自己流を載せてます。
ぜひ、みなさんも自己流を、コメントにお寄せ下さい。



■ピアノの床補強は必要か■

前回の「ぶっちゃけ、みんな、どうしている? vol.7  大引の下まくり」は、支持物がない土台に両側から大引が乗っかってくるときは、下まくりにする?という、話をしました。


今回は、「ピアノの床補強は必要か」についてです。


新しい案件の依頼が来ました。意匠図のリビングの隅に「ピアノ」って書いてあります。

わたしは、そういう時には、問答無用で、補強材+床束をバリバリ入れちゃいます。



意匠屋さんは、「ここまで必要?」って顔するんですが、構造屋のわたしも、実のところ、ここまでする必要があるのか、わからんです。でも、やっちゃいます。


ピアノが重いからって、補強するなら、冷蔵庫なんかも、けっこう重いし、本棚も重い。

それだったら、冷蔵庫の下も補強するの? 本棚の下も補強するの?


いやいや、ピアノが重いから、補強してるわけじゃないんですよ?

ピアノのペダルの踏み込みの繰り返しの衝撃荷重。

構造屋としては、あれが怖いんですよ。

繰り返される、衝撃荷重、、、。

繰り返しの衝撃荷重、、、。

いやな予感しか、しない。



わたしは、気が小さいので、「万が一でも障害がでるかも」と思うと、転ばぬ先の杖で、バリバリに補強してしまいます。

家を建てちゃった後、何らかの障害が出てから補強工事する費用を思えば、建てる時に最初から補強しておいた方が費用は安くすむので、まぁ、やらないよりも、やった方がいいくらいの感じなのですが、、、。


やり過ぎかなぁ~?

構造屋のみなさん、どう思います?


次回は、「ぶっちゃけ、みんな、どうしてる?vol.9 玄関框の土台」です。


他の『ぶっちゃけ、みんな、どうしている』シリーズも、見てね。


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