構造屋の本棚 RC造 「建築携帯ブック コンクリート」
紹介している本:「建築携帯ブック コンクリート」2019年
※下の写真は改訂2版ですが、現在(2024年時点)は2019年発行の改訂3版が最新です。
携帯ブックと銘をうっているだけあって、現場での携帯に便利な、178x92、コンパクトサイズです。
まぁ、手のひらサイズですが、、、ポケットに入れたら飛び出ます、、。
この本は、施工者向けです。
この本の編者名が「現場を応援する会」になってますからね😆
実際のコンクリート工事で、若手技術者が知っておくべき、コンクリート工事のあれこれが、全て網羅されています。
「建築携帯ブック」はシリーズになっていて、いろいろありますので、チェックしてみてください。
施工技術者向けのこの本を、構造屋さんが、読むメリットは、3つあります。
1.コンクリート工事の施工を知ることができる。
2.監理業務の立会い検査での予備知識が得られる。
3.この本に載っている、「JASS5の新旧対象表」で、サクッとJASS5の改訂をチェックできる。
この本の「JASS5の新旧対照表」は、おすすめです。
本家の日本建築学会のJASS5の本は、おそるべき厚さです。もう、手に持つだけで、手首をやられそうです。
「そういえば、この部分JASSの改訂あったよな~、どうだったけ?」なんて思って、本家のJASS5から探そうとすると、それはそれは大変です。
その点、この「建築携帯ブック コンクリート」の本は、サクッと「JASS5の新旧対象表」でチェックできるので、助かります。
わたくしごとですが、昔、勤めていた会社は、監理業務の立会い検査に、右も左も分からないペーペーを、一人で現場に送り込む、スパルタな会社でした。
やさしい先輩が、見かねて、教えてくれた本が「建築携帯ブック コンクリート」です。
新人時代、この本には、ほんとうに助けられました。
な~んにも知らない新人構造屋さんが、コンクリート工事や立会い検査を知ろうと思うと、意外と資料がないものです。この本は、そんな新人構造屋さんに、ぴったりです。
中堅構造屋のわたしは、今でも、この本を愛用してます。
一冊お手元に置いておくと、良いですよ~。
「構造屋の本棚」は木造造版もあるよ。
構造屋の構造屋による、構造屋の為の交流会
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