構造屋の本棚 木造 「日本建築構造改良法」
■構造屋の本棚 木造 「日本建築構造改良法」■
木造の構造屋さんだったら、絶対、見ておくべき1冊です!
百聞は一見に如かずです。
10分も、かかりませんので、今すぐに、
「国立国会図書館デジタルコレクション」のサイトにアクセスし、
サイト内の検索窓に「伊藤為吉」と入力し、
一覧の中に「日本建築構造改良法」が出てくるので、
クリックしてください。
閲覧は無料です!
本は明治時代の文字で書かれているので、
「うっ、読めない」となりますが、
読まなくていいです。
どんどんページをめくって行って下さい。
すぐに、挿絵がたくさん出てくるようになります。
どうですか?見ましたか?驚きですよね?
その挿絵は、現代の木造の接合部の金物とそっくりです!!
この本は、明治24年、出版されてます。
時代を超えた明治24年には、すでに、木造の接合金物そのものが、存在していたわけです。
この本を書いたのは、発明家でもある、伊藤為吉という建築家です。
伊藤為吉という建築家は、偉大な建築家に違いありません、すごい人です。
もしも、明治に出版されたこの本が勧めている日本の家屋の改良法を、この時代から取り入れられていたら、たくさんの人命が救われいたことだろう思います。
そう思うと、やるせない気持ちになります。
とにかく、まずは、この本を見てみて下さい!
木造に構造屋さんには、一見の価値ありだと思います!
手に取って、紙ベースで見てみたい人は、
国立国会図書館の「図書複製版」が、出ています。
原書は古書として高値で取引されているようですが、
「図書複製版」は3000円程度で、手に入ります。
では、また。
構造屋の構造屋による、構造屋の為の交流会
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