外部鉄骨階段の構造計算
外部鉄骨階段の構造計算
「白鳥の水かき」という、ことわざがあります。
白鳥は、優雅に浮かんでいるように見えて、水面下では必死に足をバタバタさせている。
つまり、他人からは簡単に見えていても、実は地道な努力をしている。
という、意味だそうです。
外部鉄骨階段の案件での、審査機関の質疑の話です。
「電算だと思いますが、○○の数値の根拠をお示しください」
審査機関の担当者としては、全体の重量の算出根拠として、荷重算出の電算アウトプットをちゃんと添付せよと言ったつもりだと思われる。
私は、
「手計算で算出しております。追加資料を添付します」
と、回答し、すごく見ずらいであろう手計算の荷重拾いの資料を付けた。
私は、外部鉄骨階段は、ほぼ手計算をしている。
正直、すごく、めんどくさい。
できるなら、電算でサクッとやりたい。
だけれども、剛床仮定が成り立たない4本柱のラーメンなので、電算は使えない。
仕方なく、準備計算の荷重拾いから、地道に、手計算している。
審査機関の担当者は、そこをはじめから、電算だと決めつけていた。
その質疑の、文言を読んだとき、「白鳥の水かき」のことわざを思い出した。
ところで、実際の白鳥は、水かきしてないそうです。
ただ、優雅に浮いているだけ、だそうです。
私も、水かきしなくても、す~とできるように、なれたらいいなぁ。
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